2012年9月30日日曜日

ロンドンうっかry紀行


世間では2nd Ageの大型アップデートで1519年になりましたが、私はちょっと遅めの夏休みで2012年のロンドンとストーンヘンジに行ってきたので、そのうっかryの報告など。

最大のうっかryは、1日目にホテルの風呂にお湯はりながら居眠りして、溢れさせたことでしょうか。気が付いた時は、部屋浸水まで秒読み段階の状態でした。一挙に目が覚めたね。
洗面所に排水溝がないってどういうことなのよ。仕方ないので洗面所の床に溢れ出たお湯をバスマットで全部絞り出して証拠隠滅。
そしてこのてんにゃわんにゃのせいで、デジカメの充電を忘れてて、翌日危うくストーンヘンジの写真が撮れない状態になりそうだったでござる。

残りはただのうっかry紀行なので、気が向いたらどうぞ。

Prologue
8月はちょいと仕事が忙しかったので、9月に夏休みを取ろうと思ってて、沖縄行こうかと思ったのだけど、9月に沖縄だと台風来そうでやだなーとか思ってて、「大英博物館に行きたい」と思い立ったので行き先をロンドンに決定。せっかくイギリスまで行くのでストーンヘンジも追加。

土曜日がNALだったので、日曜日にタロット放置しながら荷づくり。昔は国内の1泊か2泊でも持ち物チェックリスト作って2回くらい点検しないと気が済まない几帳面なA型でしたが、最近は海外ですらパスポートとクレジットカードがあれば何とかなると思えるようになったえーかげんでおーざっぱなAO型です。

それでももちろん可能な限り事前に準備するんだけどね!
なお、本文中の1ポンドは130円くらいでお考えください。1ポンドは100ペンスです。

Day 1
月曜日の朝、伊丹出発で成田乗り換えでロンドンまでは直行便。
降り立ったロンドンはいつも通り曇りだったよ、ママン

アメリカの入国審査は「観光!」と言っておけばOKだったけど、イギリスは厳しいと地球の歩き方に書いてあったのだな。で、何聞かれるのかとドキドキしてたら、たったの4日かと言われたり、仕事とか会社聞かれた。で、肝心の滞在目的聞かれてないんだけど、いいのか?

空港からホテルへは地下鉄で移動。
地下鉄の切符を改札に入れたのにゲートが開かないんですよ。えーって思ったけど、地球の歩き方に書いてあったのを思い出した。切符入れたらすぐ出てくるのでそれを取るとゲートが開くんだった。

飛行機が16時に着くので、18時にはホテル着くだろーとか楽観してたのだが、空港が混んでるとかで着陸まで20分ほど旋回してたのとイミグレの待ち時間も長く、空港から出たのが17時半くらいだったかな。
ホテルまで地下鉄で1時間ちょいかかるはずなのだが、18時までにチェックインできない場合は自分で電話してねってホテルの予約書に書いてあったので、電話せねばーと思ったけど、列車が来ちゃったから慌てて乗って忘れてt

しばらくは地上を走ってたので、意を決して電話したら、「○○に御用の方は#番を」的な自動音声ガイダンスで何言ってるか分からないというか、そもそもちゃんとホテルの番号にかかってるのかどうかも怪しかったけど、とりあえず番号押して出たおねーちゃんに19時には着くって言ったら「おkpk」ゆーてたのでほっとする。

お宿はRussell SquareのHotel Russell。築100年だとかどうとか。
口コミサイトでは評価が分かれてたけど、私の部屋は奇麗だったし、不満はなかったなー。

晩御飯をどうしようかと思ってたのだけど、地球の歩き方で紹介されてたフィッシュ&チップスのお店が歩いて行けそうだったので、ふらふらと出かける。途中のスーパーで水とバナナを買って、地図とにらめっこしながら到着。
左が持ち帰りコーナーで右がレストラン。
レストランに入って、「予約してへんねんけど、一人入れるー?」て聞いたら奥のテーブルに通してくれた。
メニュー見てもどれが目当てのフィッシュ&チップスなのかが分からんかったので「フィッシュ&チップス食べたいんだけど、どれー?」と聞いたら何か2つくらい言われて、違いが分からないのでメニューで上の方に載ってたのを頼んだらでてきたのがこれ。14ポンドくらい。
ビールはお勧めを聞いたらBudweiserを勧められたのだな。バドワイザーというと何か薄いイメージでびみょーんと思ったけど、おばちゃんがお勧めするのだからとお願いした。で、出てきたものは見た目も味も私の知ってるバドワイザーとは違っておいしかった。でもなんでLondon Prideではなかったのかは謎。
帰って来て調べてみたら、日本やアメリカで売ってるバドワイザーはアメリカの会社のもので、私が飲んだBudweiserはチェコの会社のもののようです。

行きがけにインターネットカフェがあったので帰りに寄ってみた。30分で50ペンス。キーボードの配置が違ってちょっとびっくり。英語キーボードって全部同じかと思ってたけど、記号が微妙に違う。イギリスだとshift+3の位置に「£」のマークがあるんですよー。

Day 2
ホテルは朝食付きだったのだけど、朝食の時間より早く出たかったのでスーパーで買ったバナナをほおばる。
朝8時前にロンドン三越前に集合で、ウインザー城、バース、ストーンヘンジを1日観光。もちろん日本語ガイドツアーです^^;

日本人のお客さんとぎゃーこつ人のお客さんが混載の2階建てバスで出発。
ガイドは、垂れ目でしたがファンキーな感じのおばちゃんでした。

まずはウィンザー城
せっかく遊びに行ったのだけど、女王陛下は夏休みでスコットランドに遊びに行ってるとかで遊んでもらえず。代わりに普段公開してないお庭が一般公開されてました。
まともに見ようと思ったら2、3時間くらいはかかるであろうところを1時間で、しかも移動中に食べるお昼ご飯も調達してバスに戻ってね、というすごいスケジュールだったので、オーディオガイドは使わず。
入場券は貰ったけど、リーフレットも配ってくれなかった。

サーベルとか西洋甲冑とかがどっばーと壁に展示されてるとこがあったのですが、内部は写真が撮れないのでお見せできずに残念。
中国な感じの装飾の宝石箱みたいなケースの中に茶色くなった本みたいなのが入ってて、気になったから座ってたおっちゃんに聞いたら聖書なのだって。で、そのあとも詳しくそれにまつわる話をしてくれたのだけど、ごめんね、話8割以上理解できてない。はっはっはー。オーディオガイド借りてればちゃんと説明があるんだろうけどねー。

5分あったらサンドイッチ買えるかと思ったらちょうどお昼時で店には行列ががが。
でも食べなかったら死ぬから、目に付いたエビのサンドイッチ(3.35ポンド)を掴んで列にならんで、そこからダッシュでバスに戻ったさー。

通常のツアーは食べ物も禁止なのだけど、このツアーは移動中に食事をせんとしゃーないので特別に許可してるらしいのですが、冷たいジュースやサンドイッチはいいのに、熱い飲み物とか食べ物はダメなんだってー。バスの清掃を考えるとどっちでも一緒じゃないかと思ったのだが、熱いコーヒーだか何かを飲んでたアメリカ人観光客が急ブレーキでやけどしたとかどうとかで訴えたからとのこと。さすがアメリカ人。

次にバース
バースはお風呂の語源にもなったところで、ローマ時代の大浴場の遺跡があるのだそうですよ。ツアー申し込むまで知らんかったけど。地球の歩き方のロンドン編にも書いてないしねー。
行きの飛行機で「テルマエ・ロマエ」を観たので面白さアップでしたが、鉛を加工して配水管作ったり大浴場の防水に使ってたりとか、ローマ人すごーい。プリマスで鉛鉱石売ってるのもそういうことか。
バースが世界遺産に指定されている理由はその街並みそのものが綺麗だからなんだけど、この風景を見て中国自動車道から見える名塩の街並みを思い出したのは私だけか?

最後はストーンヘンジ
私はここに来たかったのだ。古い建物とかもいいのだけど、誰が何のために作ったのかよくわからないでかいものの方が魅力を感じる。ナスカの地上絵とか奈良の酒船石とか亀石みたいなの。
お土産買う時間も合わせて滞在時間45分て。。。まー、この石しかないので、写真いっぱい撮って満足だけど。一番気に入ってるのはこのエントリのトップの写真。トリミングしてありますが、コントラストがあってよい。

予想はしてたけどせわしないツアーだった。ゆっくり見たい人には1日1箇所とかで回ることをお勧めする。

帰りのバスの中で、ガイドさんが何でも質問あったら聞いてねーというから、ローストビーフ食べたいって言って勧められたお店は地球の歩き方でも1番2番に紹介されてるとこでした。嘘じゃないのねー。
1番目に紹介されてた店がホテルから近かったので、20時くらいにホテルに戻ってコンシェルジュに今日か明日Simpson's in the Strandを予約して欲しいってお願いしたら、今日は21時半ならおkと言われたので、着替えてタクシーで行ってきた。もちろんドレスコードを考慮して当たり障りのない服と靴を持ってきているのだよ。備えよ常に!

タクシーは、後部座席が向かい合わせで4~5人座れるゆったりしたやつです。日本のもこれにしたらいいのにと思う。降りたあとブッブーと鳴らされて振り返ったら「ドア閉めてー」というジェスチャーされてました。ドアが自動じゃないだな。そういえば地球の歩き方に書いてあったわ。ホンマスンマセン

店に入るとクロークと受付が。20分くらい早く着いたけど名前言ったらテーブルに通してくれました。ピアノの生演奏もあって「おー」って感じですね。London Prideを頼み、メニューに目を通す。
ローストビーフが目当てだったけど、メニューに岩ガキ6個16ポンドって書いてあって、日本のイメージだと、岩ガキつーと殻が手のひらサイズって感じでそ? で、「安っ」と思ったので、岩ガキとローストビーフを注文。ロースとビーフは27ポンドくらい。何か今日はスコットランド産のなんとかで18ポンドになるけどいい?って聞かれたような気がするけど、16だろうが18だろうが安いだろうと思って「おkpk」ゆーて出てきたのがこれ。うーん、想像してたのと違う。小さくね? でも久しぶりに生ガキ食べて満足。
岩ガキとお肉とヨークシャープディングは全部食べたけど、付け合わせのジャガイモは全部食べられずに断念しました。ごめんね。
レモンがガーゼで包まれている辺りが高級感があるね。真ん中の赤いソースはちょっと酸っぱいソースでした。2つくらいつけて食べてみたけど、残りはレモンだけー。
どうでもいいけど、イギリスってお手拭出ないんですよ。牡蠣とか食べたらどう考えても手が汚れると思うのだがなー。ナプキンで拭けってことなのかな。私はかばんからウェットティッシュを取り出して解決。

並びのテーブルでフラッシュ焚いてる人がいて恥ずかしいなーと思ったら日本人だった。orz
さらに奥のテーブルでもわいわいと店員と肩組んで記念撮影とか。恥ずかしいのでやめてください。
私の背後にレジとかあって店員さんがグラス拭いたりしてたのだが、ジャパニーズがどーのこーのと言っているのが聞こえました。
じゃーお前の写真はどうなのかって? ちゃんとフラッシュは焚かずにひっそりと撮ってますとも。

帰りは地下鉄で帰ったのだが、ひと駅間違えて歩いたっぽい。どおりで遠いはずだ。

お風呂に湯を張るかどうか悩んだけど、つからないと気が済まないので、居眠りしないことを心に誓ってお湯張りました。2回目やったらバカですが、やってませんからっ!

Day 3
ホテルの朝食はビュッフェでフルイングリッシュブレックファスト。
昨日あんだけ食ったじゃまいかという声は聞こえない方向で。
レストランに入ると紅茶かコーヒーか聞かれて席に案内された。マグカップに紅茶を注いだそのポットがそのままでーんとテーブルに置いて行かれた。4杯くらい飲んでお腹たぷんたぷん。
焼きトマトウマー。

この日は朝9時前にロンドン三越前に集合で、ロンドン市内を半日観光。
なんだけど、昨日からの食べ過ぎ飲み過ぎで出発前に駅でトイレに。駅とかの公衆トイレは有料で、50ペンスでした。

16人乗りのマイクロバスであっちこっちへ。この日のガイドさんもおばちゃんでしたが面白い人でした。
このツアーもスーパー駆け足で巡ったので、あとで行けそうなところは自分で行ってみようと思った。

ロンドン塔はたくさん人が殺されたと言われてるけど、実際塔内で殺されたのは10人もいなくて、公開処刑上はTower Hillという地下鉄のあたりなのだそうです。
ガイドさん曰く、「ときどきロンドン塔で霊を感じますってお客さんがいるけど、そこ間違ってます。正しいところで霊を感じてください。」だそうです。私は霊とか感じないので問題なし。

ロンドン塔の南側のテムズ川沿いからタワーブリッジが見えるのはいいのだがね、橋の向こうが東なので午前中に行くと逆光なのですよ。
鳥坂先輩は逆光は勝利だと言うけれど、やっぱ建物をきれいに撮りたいぞ。

で、ロンドン塔の横の駐車場でも公衆トイレが50ペンスだったのだが、駅のトイレもここのトイレも体重計が置いてあったのです。銭湯にあるような上に立ったら目の前にでーんとアナログなメーターが見えるやつ。何でだろうかね。

ビッグ・ベンと国会議事堂。ロンドン・アイという大観覧車の乗り場のところから撮るのが綺麗なのだそうで、ガイドさんのお勧めポイントでした。

バッキンガム宮殿の前の広場のところのランプ。これは今でもガス灯なんだってー。上の帆船の飾りがいいね。

ウェストミンスター寺院。午前中に撮った正面と、夕方に撮った背面。

トラファルガー広場のネルソン提督の記念碑とライオン。
ガイドのおばちゃんがこのライオンには登ってもいいって言ってたので、解散してから登ろうとしたのだけど、記念碑の横から登ってお尻は触れたけど、そこから背中に登るのと正面は無理だった。
小さい子供はお父さんにお尻を押し上げてもらってたねー。あと、後日見たのは、お尻側からかけのぼって背中に座るってやつ。あれならできたか、いや、どうだろう。

午後は大英博物館とナショナルギャラリーのツアーを申し込んでて、時間があったので、バスの中から見たセント・ポール大聖堂に登ってみようと思って地図見たら、近くにセント・ポールって書いてあったから行ってみたんですよ。
何か小さいなーとは思ったんだけど、中にいたおじいちゃんに「500段くらいの階段があるって聞いたんだけどー」って言ったら「それはここじゃにゃーよ」と言われますた。
「セント・ポール教会」と「セント・ポール大聖堂」は違うらしい。電車乗って行きなはれと行き方を教えてくれたのだけど、そこまで行ってると次のツアーに間に合わないので、断念。
地球の歩き方には「ウェストミンスター寺院」と「ウェストミンスター大聖堂」を間違えないように、とは書かれていたが「セント・ポール大聖堂」と「セント・ポール教会」を間違えないようにとは書いてなかったYO ていうか、寺院と大聖堂と教会の違いが分かりません。

で、セント・ポール教会から大英博物館までは、地図上ではさほど遠くなく北東に進めばいいはずだったのだけど、東に進んでは行きすぎ、北に行ってそろそろかと西に行っては行きすぎ、の繰り返しでめっちゃ時間かかった。
ガイド付きのツアーまでちょっと時間があったので、お昼ごはんとモアイ。
ちょっと暗かったので三脚立てて撮ろうとしたら係りの人に三脚はだめって注意された。サーセン
でも、どこにも三脚禁止だなんて書いてなかったぞー。椅子に座って絵を描くのはOKで三脚がだめな理由が分からん。

ガイドさんはおじいちゃんで、早口で「あのーあれです、あれ。」とかとか言うし、滑舌が悪くガイドとしてどうなのかと思うレベルでした。博物館の公認ガイドらしいので説明してくれる内容はよいのだけどね。
申込時のツアーの説明には、大英博物館からナショナルギャラリーまでは徒歩移動って書いてあったのに、しんどいからバスで行くから小銭用意しろとか言い出すし、大英博物館内でも、本来は身障者用のエレベーターを「本当はだめなんですよ」と言いながら乗るし。公認外した方がいいですよ?

ツアーはロゼッタストーンから始まってエジプトのミイラまでの人気ベスト10みたいな感じで回って、やっぱりモアイには触れられもせず。足りないのでまた翌日来ようと心に誓った。

二階建ての赤いバスに乗りナショナルギャラリーに移動。私は絵心がないので、絵画見ても描いた人の名前を聞いてもあんまりぴんと来ないのだけど、いーねー、と思う絵がたくさんありました。ターナーって人の絵は若いころのものの方が私は好きだなぁ。

ちなみに大英博物館もナショナルギャラリーも無料なんだけど、ナショナルギャラリーは写真撮影禁止。まー、絵画やしなー。

18時くらいにナショナルギャラリーが閉館するので解散。ホースガーズに行けばまた騎馬兵見れるかなーと思って行ってみたけど、騎馬がいたとこの扉は閉まってた。まだ敷地の中には入れて、馬には乗ってないけど騎馬兵さんがいたので、写真だけ撮ってきた。乗馬センターと同じ匂いがするところだった。
馬に乗るのでブーツには拍車がついてるのだなー。

さっきのウェストミンスター寺院のお尻とか、夕日に照らされるビッグ・ベンとか。

テムズ川沿いをずいずいと歩く。テムズ川沿いにある外灯。怪物くんに出てくる半魚人っぽい。でっかいオベリスクの両横にはスフィンクスも。

ホテルの近くが終点になってるバスが188番だったので、それに乗ろうと思ってバスの停留所に行くと、ちょうど188番のバスが行ったところで、切符買って次のバスを待ってたのだけどなかなか来ない。違う番号のバスが2回来たところで、どうも188番は少ないのではないかと気づく。ちゃんと降りれるか自信はなかったけど、その辺を通るであろう別の番号のバスに乗って、何とかホテルにたどり着く。
バスむずかしー。地球の歩き方でも、地下鉄の案内所でバスの路線図もらうように書いてあったわ。

最後の晩餐は、午前のガイドさんがお勧めしていたPret A Mangerのサンドイッチ食べたいなーと思ってたら、ホテルのすぐ北側にあった。スーパーにビールとお土産を買い出しに行ったら、私の大好きなAfter Eightが3ポンドのところを2ポンドの大特価でした。
味噌汁と栓抜きは持ってきたのだ。

もちろんこの日もお風呂にお湯張って入ったからっ!溢れさせてないからっ!

Last Day
いよいよ帰る日なのだが、行きたいところがあったので、朝からびっちりスケジュール組んで動き出す。
朝ごはん食べて、チェックアウトして、ホテルのコンシェルジュに荷物預けて行動開始。
でも、全然予定通りに進まないw

Russell Square駅で地下鉄とバスの1日乗り放題のチケットを買おうとして、思ってたのと値段が倍ほど違うことにびっくり。市内の一番内側だけ移動できるチケットと勘違いしてたのだが、最後は空港まで行かなきゃならんので一番高いやつでした。まー、しゃーない。そしてバスの路線図をゲット。

まずは、セント・ポール大聖堂リベンジ。
右の写真の水色のドーム状の屋根の上が金の回廊、水色の屋根の下が石の回廊、その下の円柱状の下のとこの内部がギャラリーとなっていて、地球の歩き方によると、祭壇のあるフロアからギャラリーまでが259段、そこから石の回廊までが118段、さらに153段で金の回廊に到達するそうなのです。金の回廊からの眺めは絶景と言われればナントカと煙じゃなくても登るでしょ。
地球の歩き方には8:30から開いていると書いていたので、ちょっと前に着くように行ってみたら、入口のところに、上に登るとこは9:30からって書いてあったですよ。おんやーと思ったら地球の歩き方にもちゃんと書いてあったでござる。入場料は15ポンド。せっかく来たので、オーディオガイドに連れられてあっちこっち見学。
海外はだいたいなんでもクレジットカード使えるのだけど、日本のお寺の拝観料をクレジットカードで払えるとこはあるんだろうか。あとオーディオガイドはiPod touchでした。
思ったよりいろいろと興味深くて気がついたら2時間くらい経ってて、慌てて階段を登って行ったら、石の回廊でフランスからの遠足だか旅行だかの学生がいっぱいいて、金の回廊に上がる階段の前に列ががが。ここまで来て引き返すのはもったいないので我慢して並ぶ。螺旋階段でぐるぐる回ってると目が回ります@@
小さいけど真ん中に見えるのがタワーブリッジ。こうやって見ると古い建物ばっかりじゃなくて新しいビルも建ってます。
なお、有名な建物は南西側に多いのだが、そっち側撮るの忘れてたYO

セント・ポール大聖堂からバスの路線図を頼りに乗り継いで北西方向に移動してウェルカム・ギャラリーというところに。最寄りで降りたつもりだったんだけど、1つ手前の停留所だったようで、また地図とにらめっこしながら歩いてて、犬のものと思しき糞を踏んでしまった。orz
さらに目的地のすぐ手前のバス停ところでインド人らしきおじちゃんとおばちゃんに呼びとめられ、紙きれを見せられてここに行くバスに乗りたいので20ポンド紙幣を10ポンド紙幣2枚に崩せないかと両替をお願いされた。まぁええかと思ったのだが、よく考えたら10ポンド札じゃバスのチケットは買えないのだな。偽札掴まされても困るしなーと思って、10ポンド1枚しかない言ったら、10ポンド1枚と日本のコインでもいいと言い出して、ますます怪しさ満点なので、がんばって断って逃げた。

ウェルカム・コレクションは、地球の歩き方には載ってないのだけど、本屋で立ち読みしたガイドブックで紹介されてたので行きたくなったのだな。医学系なのだけど、思ってたよりグロというかエロが多いというか。わたし的に興味深い展示もいろいろあり面白かったです。観るのは無料なので、気が向いたらどうぞw
イメージアワードっていう写真の展示やってて、それはWebサイトからも見れるので、どうぞ。
個人的には、3, 5, 9, 10がいいね。

お昼回ってたけどご飯を我慢して、大英博物館リベンジ。
バスで大英博物館に移動。ちょっとバスが分かってきた気がする。で、今度はばっちり最寄りの停留所で降りれて、ガイドツアーで見れなかったものを見て回る。あと大航海時代のアイテムがそれらしき部屋を回っても見つからにゃーのですよ。で、1500年くらいのヨーロッパって部屋にこういうガラスケースがあって、隣に「Trade & Discovery」て書いてあったのね。係の人に「あの棚の中身どこ行ったのー」って聞いたら、「雨漏りして痛んだから、いつ戻ってくるかも分からないよー」と言われた。

日本のものの展示もあるんだけど、あーんまり大したことないかなー。近代の絵画の展示なんて「はずかしいから片づけてくれんかな、これ」みたいなのがあったくらいで。
でも、九谷焼の三代目徳田八十吉のお皿がありました。日本でこの人の作品展みたいなの見たことあるけど、あれは奇麗です。ぎゃーこつじんも「わーお」ゆうておりました。ちょっと鼻が高いですね。

大英博物館には南側の正面玄関以外に北側にも入口があって、そこを出るとホテルの前の公園の裏に出ます。裏から出たら何かいっぱい補修工事してた。

お昼を我慢してたのには理由があって、ホテルに戻って、バーでアフタヌーンティーをしようと思ったのですよ。
カウンターでバーテンのおにーちゃんに「アフタヌーンティー頼みたいねんけど時間かかるかすら?」って聞いたら、「15分か20分くらいやけど、なんとかかんとか、ちょっとマネージャーと相談してくるー」って言われて、何を相談するのかと思ったら、隣で同じく注文しようと待っていたおねーちゃんに「二人分やで」って言われた。そうなのかー。ご飯食べてないからサンドイッチとケーキは食べれる気がしたので、残したスコーンを何か包んでくれるなら二人分でもいいかなーって考えてたら、隣のおねーちゃんには29ポンドは高いからスコーンのセットにしたらーっと言われ、しばらくするとマネージャーという人がやってきて、同じようにスコーンかケーキのセットを勧められたので、おとなしくそれに従ってスコーンと紅茶のセット(9.50ポンド)を注文。
日本だとホイップクリームがついてきたりするのだけど、ほんまもんはバターなのか。しかし、朝食のビュッフェにならんでたパック入りのジャムの中身を出しましたーって感じでイチゴジャムが積みあがってたのがちょっと残念。

コンシェルジュで荷物を受け取り、ロビーのソファーに座って飛行機で預ける荷物と持ち込む荷物を入れ替えたところで、かばんの鍵が1つないことに気づく。ぐへ。
今入れ替えた荷物もっかい引っ張り出して全部確認するかどうか迷ったけど、スペアは家にあるから帰ってから開けられるので、諦めてリュックのファスナーを閉めようとしたら、そこに引っかかっていたでござる。心臓に悪いですね。

後は帰るだけーで、地下鉄乗って空港に行ったら、チェックインカウンターで「座席変えれるよー、窓側はないけど」って言われたので、通路側に変えてもらいました。内側の席はトイレ行くのに気を使うのですよね。

セキュリティーのチェックで小銭入れをポケットから出すのを忘れたのがたたってか金属探知機を鳴らしてしまい、念入りに調査されました。でも、ほとんどの人が鳴ってたみたいだし、隣のブースじゃ、持込のかばんの中身全部検められてる人もいたので、ボディーチェックだけで済んだ私はまだましなのかもな。

新しい座席は4人掛けのところの通路側だったのですが、隣がいなくて、途中起こされることなく快適に眠れました。
なお、通路を挟んで隣の2人掛けのシートにはおねーちゃん二人組みが座ってたのですが、窓側のおねーちゃんはオーソドックスにエア枕で頭を固定して寝てましたが、通路側のおねーちゃんは引っ張り出したテーブルの上に頭を乗せて寝るという斬新なスタイルでした。

Epilogue
帰ってきてから体重測ったら2kgも増えてました。ふつーイギリス行くとたいして食べるものなくてやせるらしいですよ。

そしてインしたら、いつもより顔が黒くてどうしたことかと思ったらアムスが夜だったとか、目の前のラクエルねーさんにガン見されてて怖いなーと思ったら「新型船はのきなみ75必要だぜ」と言われたので、計算したらあと112万くらいなんだけどー。

NALの動画のコメントもチェックして、海事して35万ほど稼いだけど、まだまだ足りない。

そんなわけで大した内容もないのに書くのに1週間もかかってしまってずびばぜん。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。m(_ _)m

4 件のコメント:

  1. ロンドンで風呂場の掃除をしていたとは、さすがトプさん御見それしました。
    教会でも観光地になるとクレジットカード使えるんだね。日本のお寺も外国人観光客が多いところは賽銭箱の横に読み取り機が設置されるようになるんだろうかw
    テーブルに突っ伏して寝るのは学生時代の名残でしょ。自分も授業中よく寝てました。

    あと、写真きれいに撮れるよね。ストーンヘンジはデスクトップの背景にさせてもらいます。

    返信削除
  2. 家帰ってから、おかーちゃんにも「家で掃除せんのにイギリスまで行って風呂掃除ですか」と言われますたw

    旅行行く前に5年ぶりくらいでデジカメ買い替えたのよー。いやー、最近のデジカメはすごいw

    返信削除
  3. ロンドン紀行おつかれさまっ!

    詳細なレポートにもビックリなのだが、なにより目一杯なスケジュールに「スゲー」って思ったよん

    ワチキは、バッキンガム宮殿の衛兵交代セレモニーが見てみたいかな~
    ・・・書いてなかったけど見た?

    オフロと犬のう○このトコは流石でしたw

    しかしながら、大きなトラブルも無く楽しんでこれたようで何よりデスヨ^^

    つか、英語教えてけれーっ!


    返信削除
  4. バッキンガム宮殿の衛兵の交代セレモニーは見てないのですー。ツアーで行った日はやってなかったのです。次の日は時間的に厳しくてパスしましたー。

    英語は、アムスのエラスムスさんに教えてもらうといいですよ。私はスキル枠がなかったので、身体言語R10と航海者ならではのバイタリティーで乗り切りました!

    返信削除